目視調査における主な調査手法
目視調査
路盤面からの遠望目視、または近接目視により、ひび割れなどの変状を把握します。
目視調査について打音調査
テストハンマーでの打撃を行い、その反発音からコンクリート表面状況および劣化の深さ、コンクリート背面状況を判定します。
近年、コンクリート構造物の剥離・剥落・ジャンカの劣化状況が問題となっており、調査ニーズが高まっています。
打音調査について熱赤外線調査
「熱赤外線調査」では、吹付法面を熱赤外線カメラで撮影することにより、空洞の有無を把握することが出来ます。
近年、吹付法面の老朽化に伴う崩壊及び剥落による災害が増加しており、2011年の東日本大震災の発生と相まって、診断ニーズはさらに高まっています。
ドリル削孔
「ドリル削孔」は、地中レーダー探査等で空洞・ゆるみの反応のある位置において行い、実際に空洞の有無を確認するとともにレーダー探査の深度補正の基礎データを取得することを目的としています。
ドリル削孔についてコア抜き
「コア抜き」とは、主にコンクリート護岸、法面、トンネル等でコアを採取し、コアの圧縮強度、弾性係数、中性化試験を行うとともに、コンクリート背面空洞の確認の際に有効です。
コア抜きについてファイバー・スコープ
「ファイバー・スコープ」とは、コンクリート構造物の削孔完了後、コンクリート背面の空洞撮影を行うためのものです。
撮影はファイバー・スコープ、またはボアホールカメラを用いて行い、各孔の空洞状況を静止画で撮影します。
CCDカメラ(バリュースコープ)
CCDカメラ(バリュースコープ)」とは、コンクリート構造物の削孔完了後、コンクリート背面の空洞撮影を行うためのものです。
撮影はファイバースコープ、CCDカメラ、ボアホールカメラを用いて行い、各孔の空洞状況を静止画又は動画で撮影します。
CCDカメラ(バリュースコープ)について