また、亀裂の開口程度や亀裂面の状況を分類することができます。
これを道路下などの空洞位置で調査を行うことで地盤中の空洞を明瞭に観察することが可能となります。
構内観察における主な調査手法
ボアホール・カメラ
「ボアホール・カメラ」を使用すると、岩盤内に存在する不連続面の分布状況を観察、不連続面の走向・傾斜を測定でき、亀裂の開口程度や亀裂面の状況の分類が可能です。
空洞の存在や地質状況を鮮明な画像で詳細に観察できます。
ボアホール・カメラについて小口径ボアホール・カメラ
「小口径ボアホールカメラシステム(BIP-mini)」は主に道路下の空洞を観察するために開発された360°展開画像を取得できるボアホール・カメラシステムです。
コア抜きで削孔した後、孔内無水の状況で深度2~3m程度までであれば従来のボアホールカメラに比べ簡易的に計測が可能です。
ファイバー・スコープ
「ファイバー・スコープ」とは、コンクリート構造物の削孔完了後、コンクリート背面の空洞撮影を行うためのものです。
撮影はファイバー・スコープ、またはボアホールカメラを用いて行い、各孔の空洞状況を静止画で撮影します。
CCDカメラ(バリュースコープ)
CCDカメラ(バリュースコープ)」とは、コンクリート構造物の削孔完了後、コンクリート背面の空洞撮影を行うためのものです。
撮影はファイバースコープ、CCDカメラ、ボアホールカメラを用いて行い、各孔の空洞状況を静止画又は動画で撮影します。
CCDカメラ(バリュースコープ)について