GNSS(GPS)データと地中レーダー探査記録を融合させることにより、地中レーダー探査の波形データに位置情報を正確に結びつけることが可能となりました。
これにより、空洞の位置や埋設管の位置などを改めて測量することなく正確に現地、又は平面図に作成することが出来るようになりました。
従来の地中レーダーの調査方法は1次調査(概査)を行い、「空洞」、「埋設管」、「埋設物」が発見された場合、その位置を正確に把握するため、2次調査(精査)を行います。
しかし、本システムはGNSS(GPS)データを1次調査(概査)の時点で取得し、地中レーダーの波形データと融合することで、2次調査(精査)を行うことなく、「空洞」、「埋設管」、「埋設物」の位置を把握する事ができます。