「地中レーダー探査」とは電磁波をアンテナから地下に放射し、その反射波を計測することで地下の空洞調査、埋設物・埋設管調査を迅速に行える探査方法です。
レーダアンテナは周波数350MHz~1500MHzの数種類があり、目的(空洞・埋設物・埋設管・遺跡など)によって使用するアンテナを変更し、最良のデータ取得を目指します。
利用シーン
- 空洞調査
- 埋設物調査
- 埋設管調査
- トンネル調査
- 導水路調査
調査対象物
仕様
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多目的レーダシステム(MGPR-10) |
アンテナ中心周波数 |
400MHz、800MHz、1500MHz |
アンテナ形状 |
-
400MHz (700mm×500mm×200mm) 7Kg
-
800MHz (400mm×300mm×150mm) 3Kg
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アンテナ指向性 |
±45° |
ケーブル長 |
36m |
ADコンバータ分解能 |
12bit |
データビット長 |
16bit |
平均処理回数 |
256回 |
地関レンジ |
10/20/30/60/120/240(切り替え式) |
データ記録媒体 |
RAM→ハードディスク |
画像表示階調 |
白黒256階調、カラー32階調 |
電源 |
AC100V or DC12V |
重量 |
ノートパソコン+サポートユニット8Kg レーダ回路2Kg |
データ処理 |
計測用ノートパソコン |
標準データ処理機能 |
STC処理、フィルタ処理 |
アンテナ周波数と探査目的
アンテナ周波数 |
メーカー |
探査深度 |
探査目的 |
350MHz |
光電製作所 |
1.5-3.0m |
空洞/埋設管/埋設物(廃棄物) |
400MHz |
KOMATSU |
1.0-2.0m |
空洞/コンクリート背面/埋設管/埋設物 |
800MHz |
KOMATSU |
1.0-2.0m |
空洞/コンクリート背面/鉄筋探査/コンクリートジャンカ |
1500MHz |
KOMATSU |
0.2-0.5m |
空洞/コンクリート背面/鉄筋探査/コンクリートジャンカ |